アニメコラム「FF:U」
| 前のページ | 第9話〜第12話

アニメコラム集「FF:U」

各話

第5話 シド
第6話 氣現術
第7話 地下鉄
第8話 ソイル
第9話 オスカー
第10話 屋敷
第11話 シエル
第12話 フングス
第13話 メテオ
第14話 オメガ
第15話 ジェーン
第16話 気現獣
第17話 カエル ちっちゃなだいぼうけん
第18話 魔道士 きりとくものたいけつ
第19話 アイ クリアとのであい
第20話 ユウ ガウディウムのひみつ
第21話 サボテン さまよえるうみ
第22話 モーグリ なつかしいおもいで
第23話 テロス とびみずをめざして

第5話「シド」

放映日2001年11月6日

魔銃をうつシーンのバンクが相変わらず長い(バンクだから当然だが)。
まんまCGだし、とりたててどうということもないカットなので、
もう少し短くならないものだろうか。
もっとも何回もやってるうちに「変身シーン」みたいなもの、
と自分は勝手に納得しつつあるようで、「ま、いいか」という感じではある。

今回のお話では
キャサリン(水上輸送艇)の説明のくだりは変化に乏しくかったるかった。
あと、大ピンチのところで偶然にも「風」がそこにいるのは
出来過ぎではあったがまあ許容範囲。
それ以外は特に問題はなかったと思う。
キャサリンとバイキングとのチェイス(攻防)が見応えがあって楽しく見られた。
チョコボが蹴りを入れるところは上手いと思った。
余談だが、あのチョコボの蹴り方だとキャサリンから落っこちてしまうはずなのだが
、 どうやって回収したのか非常に気になる。

ゲームの1〜7までやった者としていうと、
チョコボの出来はいいと思う。可愛く描けてるし、鳴き声も良い。
ゲームのイメージは壊れてないと思う。

第6話「氣現術」

ようやく地下鉄に乗ることができ地上にやってきた一行。
ところが地上は一面の砂・砂・砂。
しかも火柱が吹きあがっていて熱い。
そしてなんと駅が砂にうまってしまった。
そこへ襲いくるヘルパ・・。

コレというところはなかったですが、
構成もテンポも悪くもなく楽しめました。
魔銃が動くタイミングは、丁度アイが生き返ったところなので、
ひょっとしたら何かの伏線かもしれない、と思いました。
「風」が水の中から現れたり、
一行の前にタイミングよく助けにくるのは、
いいかげん不自然さを感じます。
これも何か意味があるといいのですが。

ところでリサの回想シーンでの修行。
あなたは中国雑伎団ですか?(笑)

第7話「地下鉄 じげんトンネルのてき」

放映日2001年11月13日

地下鉄で出会った少女・ルーは一見人間だが、
実は人間ではなく狼のような種族だった。
ユウとアイは同世代との出会いに喜ぶが、
リサはルーのことをなにやら疑う。
そんな中、怪物オメガが一行の乗る地下鉄を襲ってきた・・。

実はうっかりしてて最初の方見てません(^_^;)
オメガが襲ってくるところ以降ですが、
2Dアニメ部分は特にコレといったところはなかったです。
大半がオメガとの3D・CGバトルに費やされていましたが、
そのせいかCGと2Dの切り替えにはそれほど
違和感を感じませんでした。

その時のストーリー展開と、2Dと3Gの割り当てのバランス
が重要なのかもしれません。
もちろん切り替えがスムーズにいくことが前提。

召還獣イフリートがメカっぽかったのは意外でした。
1〜7のプレーヤーとしては獣っぽいシルエットの方がしっくりくるんですが。
CGだと難しいのでしょうか。
あと、細かい演出としては
狼に変化したときのルーの叫び声が可愛過ぎたような気がします。

ツッコミとしては
風の魔銃は自由自在ではないということにリサたちいい加減気づけ
ってところでしょうか(笑)

第8話「ソイル マガンのしんぞう」

放映日2001年11月20日

オメガの攻撃を切り抜けた一行は砂漠を行く。
すると安否不明だった「風」と偶然にも再会する。
一方、タイラント伯爵陣営からは新たな魔人・ピストが、
「風」打倒の使者として現れた・・。

今回は「風」の魔銃が奪われるという展開が見所でした。
ピストが魔銃を使うと使用不能となって
「風」のもとに戻るというのは予想できた展開でしたが、
緊迫感は出ていたと思います。
チョコボに至るまで全員一通り抵抗していたのがよかったです。

ピストのキャラクターメイクはどうなのかな、
と最初思いましたが、
どうも「三枚目」っぽく演じているようですね。
その魅力はまだまだこれから発揮されるような予感で、
今後どういう役回りをしていくのか注目したいところ。

ピストが「風」の真似をして魔銃をうつところは特に笑えました。
真似をしてカッコつけている感じもでてましたし、
呪文もいかにもいい加減さ丸出し(笑)

あとは今後への伏線が多かったのでなんともいえないですね。

細かいところでは「ポシェポケ」が怒る描写が面白かったです。
特に、同じ鏡を出すのでも怒ってるとちっちゃい鏡になるというところ。

( 更新:2001年12月1日 文責:ごま )
| 前のページ | 第9話〜第12話