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ごまの「アニメ批評日記」

過去ログ 2003年6月02日〜08日

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2003.06.08

「宇宙のステルヴィア」第3話「ごめんなさい」

「宇宙のステルヴィア」第3話

全話の評価★★★★☆

志麻の部屋で勉強会が催されるが、ステルヴィアのメインサーバーへ不正にアクセスしたことでトラブルに、と言う話。
宿題の見せあいをきっかけにした勉強会と、
トラブル解決のためにメインサーバーの端末に直接出向くという二部構成。
前半では、入学から時を経て志麻の周りに友達グループができて楽しい学生生活を送っていることと、
志麻の勉強ができること、プログラミング能力の高さを、
後半では、ステルヴィア艦内と「ビッグフォー」の顔見せを描いていて、飽きさせない作りでした。
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脚本:堺三保 絵コンテ:佐藤竜雄 演出:安東信悦 作画監督:佐藤淳


2003.06.06

「ストラトス・フォー」第13話「FINAL APPROACH」

「ストラトス・フォー」第13話

全話評価★★★★★★

第七オービタルステーションにたどりついた美風達が香鈴を救出。直後、巨大隕石の迎撃任務につく、という話。
静羽の資格マニアなキャラ設定は、
今回やむを得ず巨大隕石迎撃任務につく際のやりとりにおける
「資格とってないけど本当にいいのかなぁ?(静羽)」や
「まだ試験通ってないからこのエンブレムはおあずけね(静羽)」「ま、仮免ってことで(美風)」
という台詞を言わせるためのものでした。
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脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:増井壮一 演出:山田弘和 作画監督:山内則康・桜井正明


2003.06.04

「ボンバーマンジェッターズ」第29話「大きな星のメロディ」

「ボンバーマンジェッターズ」第15話

全話評価★★★★★

夏海館の新メニューに使う山菜を摘みにやってきた星は全ての生物が巨大な星だった、という話。
巨大な山菜を普通に描いておいてから、猫→メロディの足→メロディの全身と順に出していくことで、
いわゆる「ガリバーネタ」のありがち感を緩和しているのが秀逸。
巨大な星と分かったところで、同時に冒頭のシーンの断崖が轍(わだち)と受け手に分かるのも面白いです。
ルーイがシロボンの空想の形で出てくるのは、よく分からない演出ですが(前2話見逃しの為?)、
都合9回も出てくる割には途中実体化したりバーディにも語るなどして変化をつけ、ギリギリ飽きさせずに収めていました。
音楽の使い方も面白いです。本来の使い方と微妙にずらすことでコメディ描写になっています。
細かいところでは、メロディが引っ越し直後による寂しさを吐露するところでのシャウトの表情が印象的。
これまで描かれたシャウトの境遇に受け手を瞬時に思い至らせる上手い演出でした。

脚本:前川淳 絵コンテ・演出:岩崎知子 作画監督:香川久


「出撃!マシンロボレスキュー」第15話「無敵、ハイパーステルスロボ」

鋭意制作中

全話の評価★★★★★

鈴と太陽がステルスのデータ調査に訪れたマシンAI研究所に、ジェイがステルスロボ用マシン強奪に現れる、と言う話。
一番印象的だったのは、鈴とジェイの肉弾戦。
何種類かのパターン動作を組み合わせて動いているように見せる、昔ながらの映像演出手法を久々に見ることができました。
先の回の太陽に続いて、ヒロインの鈴がジェイと相対するという演出は、
メインキャラである太陽と鈴の強調になっていて良いと思います。
本編そのものは、ハイパーステルスロボのお披露目という感じで特筆すべき点はなし。
ブラッド尾藤長官が明かした「もともと軍事目的のロボで、レスキューロボとステルスロボの出自が同じ」
という設定が今後どう生かされるかに注目です。
映像の方は、キャラクターの動きがオーバーアクションだったのが少し気になりました。

脚本:吉野弘幸 絵コンテ・演出:吉村憲由 作画監督:竹内浩志


2003.06.03

「妄想科学シリーズ ワンダバスタイル」第1話「プロジェクト始動」

「ワンダバスタイル」第1話

全話の評価?

デビュー直前のアイドルグループ「みっくすJUICE」の4人が、九十九博士の月面着陸挑戦プロジェクトに参加する、という話。
アイドルグループを組んで再起を図ろうとする売れない歌手4人が、
その立場の弱さゆえに月面着陸挑戦という怪しげなプロジェクトに参加させられつつも、
月面上でのコンサートを夢見るという設定は面白くなりそうな予感を抱かせます。
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脚本:滝晃一 絵コンテ・演出:高本宣弘 作画監督:原将治


2003.06.02

「宇宙のステルヴィア」第2話「とまどい」

「宇宙のステルヴィア」第2話

全話の評価★★★★☆

宇宙学園の入学式・オリエンテーション(講義のお試し期間)を経て、予科生としての学習がはじまる、という話。
慌ただしいオリエンテーションを過ごしつつ学内で友人が増えていく前半と、
オーバビスマシン「ビアンカ」による初の宇宙実習に挑むと後半の二部構成。
事実上の第1話というべき話で、
展開そのものは時間を追って丁寧に進んでいくため、
新しい生活に入ったばかりの、まだまだ不慣れながらも意欲に燃える志麻の様子が
分かりやすく描写されていました。
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脚本:新宅純一 絵コンテ:別所誠人 演出:高島大輔 作画監督:小澤郁


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更新:2003-06-24 作成:2003-06-24 文責:ごま