『わがままフェアリー ミルモでポン!』第35〜41話ごまの「アニメ批評日記」-アニメ討論室
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ごまの「アニメ批評日記」

『わがままフェアリー ミルモでポン!』

第9話 〜 第25話第27話 〜 第34話 : 第35話 〜 第41話 : 第41話 〜 第48話
更新:2003-01-20

01.15 第41話「妖精スゴロク大会だコロ」

遊園地のチケットをめぐり、楓達がパートナーの妖精とペアを組んでスゴロク大会をする、という話。
妖精をネタにしつつも、メインは楓達によるコメディという今回の展開は、
本来主人公である楓たち人間キャラと妖精キャラのバランスが見事にとれていて、
シリーズ全体にあまり影響しない話のいいお手本となる話だったと思います。
止まったマスで変なことをやらされるのは、まんまコントのような展開でしたが、
魔法が必ず失敗するリルムをはじめ、妖精の個性を上手く使って盛り上げていました。

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01.08 第40話「雪山のチョコっと事件」

スキー場にある松竹の別荘にて密室犯罪が起こり、犯人探しが行われる、という話。
さんざん探偵ごっこぶりをあおった割にズッコケてしまうオチではありましたが、
松竹ならではのオチでしたし、夏のバカンス(第18話)でのネタとも統一性があってまあまあ面白かったです。
ミルモのチョコがどうなったのかは触れられず終いでしたが、
そこから最後に本物の雪女に引っ張っても良かったのではないでしょうか。

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01.04 第39話「ナンダカワカンナイノ?」

ガイア族の里で起こったもめ事により謎の生物「ナンダカワカンナイノ」が大増殖する、という話。
初期オープニングから登場していた謎の生物が遂に本編に登場、ということで大いに期待した今回でしたが、
結局は話のツマ扱いで終わってしまいもったいない感じがしました。
ミルモがアンナではなく国王に尋ねるのは予定調和。
冒頭で流れていた青春ドラマネタが忘れた頃にやってくるところや、
もめ事が収まってナンダカワカンナイノが消えていくところのテンポの取り方は面白かったです。

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12.28 第38話「オイラたちにおまかせ!」

怪我をして倒れたヤシチに代わり、サスケとハンゾーがヤシチのいとこネズミの力を借りてミルモを倒そうとする、という話。
ネズミの存在が中途半端だったように思います。
ヤシチに裏通販の代金を支払わせるというオチは良かったのですが、印象づけたのはそこだけで、
本編中は何かやりそうに見えて何もしなかったという感じです。
個人的には配役が愛河里花子ということで、もっとぶっとんだキャラクターに仕上げるかと期待したのですが。
チョコのバーゲン日、ミエミエの落とし穴、ペラペラになるミルモなど、
くだらなテイストはいつも通りだったのは良かったです。
あと、今回マイクは出てきませんでした。こういうパターン破りはどんどんやって欲しいものです。

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12.19 第37話「ミルモVSメカミルモ」

ミルモが国王に捕らわれる一方、メカミルモが人間界に現れ大暴れする、という話。
ムルモ・リルムがワルモ団に扮する所や、安純の部屋壊滅など笑えるシーンはあったものの、
全体的にはミルモ脱出→博士再登場→メカミルモ捕獲という予定調和な話でした。

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12.10 第36話「ミルモをつかまえろ!」

ワルモ団が用意したミルモの偽者ロボットが妖精の里で大暴れし、ミルモに嫌疑がかけられる、という話。
今回は妖精話でしたが、その割には面白い出来だったと思います。
ストーリーそのものには特筆するところはありませんでしたが、スピーディな展開であきさせませんでした。
細かいところでは一方ではワルモ団に使われ、もう一方ではミルモの解決の糸口となるヤシチの使い方が良かったです。
楓をはじめ、結木、安純、松竹という人間キャラの出番はわずかでしたが、
それぞれの性格を踏襲した上で自然な形で本編に絡ませていて好感がもてます。

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12.06 第35話「映画スター? 結木くん」

怪我をしたアイドル・キサラギリョウの身代わりとして結木が俳優として映画撮影に挑む、という話。
人間界を舞台に、楓や結木を主体とした話であることにまず評価(本当はこんな部分を評価しているようではいけないのですが)。
楓・結木・安純のラブコメディを久々に楽しませてもらいました。
内容そのものは安純が撮影の邪魔をするだけ、という全体的に馬鹿馬鹿しいだけの話ではありましたが、
結木に叱られて真っ白になる二人、魂が抜ける安純など、
細かい部分で面白い描写がいくつかあったので、まあまあ楽しめました。
「楓が撮影の邪魔をしている」として安純とともに結木に叱られるシーンは、
楓の性格と矛盾させないため、実際邪魔をしているのは安純だけという事実としながらも、
楓が叱られること自体には説得力があり、不自然なく描けていて良かったです。
結木が監督のファンであることを意味ありげに前フリしてた割に、本編に生かされてなかったのは残念。

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更新:上記参照 作成:2002-10-20 文責:ごま(goma)
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