グゥ | 第2ラウンドに進めます。名づけて『台詞で酔わせましょう』です |
ラヴェンナ | ウェダにロマンチックな言葉をささやき、メロメロにしちゃえってことでーす |
グゥ、解説役のグプタにふる。 |
グゥ | どんな台詞が有効だと思われますか、グプタさん? |
グプタ | そうですねー。(恥ずかしがるも、咳払いで意を決する)
『お、俺は君が手にはいるのなら、えと、他のどんなものもいらない』とか |
グゥ | 100点満点で何点でしょう? |
ウェダ | 2点(キッパリ) |
グプタ | なんだよー、それ(怒) |
ウェダ | 心がこもってないのよ。心が |
グプタ | 当たりめーだ。俺だってこんな恥ずかしい台詞、口にしたかなかったんだよー! |
ポーン、マリィ解答権を得る。 |
マリィ | はーい。私から言いまーす |
グゥ | どうぞ |
マリィ | あのねあのね。私はウェダ1年分が手に入ったら、毎日毎日かわいい服作って着せて上げるの。
そしてふたりで素敵なおしゃれさんになるのー。うふっ |
ウェダ、目をうるうるさせて聞いている。そして何故か「なんちゃって」のポーズで・・ |
ウェダ | あ〜(涙)89点! |
グゥ | マリィさん、いきなりの高得点です |
ポーン。ウィグル解答権を得る。傍らでは、グゥがよろけながらも解答席に戻ろうとしている。 |
ウィグル | はーい、ウィグル言いまーす |
グゥ | どうぞ |
ウィグル | 俺はウェダのためなら炊事・掃除・洗濯何でもこなす自信があるよ |
ウェダ | 60点 |
ウィグル | へ〜? なーんか少な目ー |
ウェダ | 尽くしてくれるのは嬉しいけどー。やっぱー、一緒にいる以上は協力しあいたいなー |
ようやく解答者席に戻ったハレ、この台詞を聞いて・・ |
ハレ | 息子はいいのか。息子は |
ハレ、ふと保健医を見る。 |
ハレ | ん、(な)んだ? 本当に真面目に考えてんのか? ・・まさか母さんのこと、本気で? |
保健医 | いやーウェダちゃん昔は内気な女の子だったのに、
今はノリノリおねえさんだろう。ビックリだ。
でも、ま、(邪な顔になって)これはこれでいい感じ。へへへ(下品な笑い) |
ハレ | 真面目な顔からいきなりよこしまな笑顔・・? |
保健医 | てことは、僕もちょっとはやる気をだしていくべきだよな |
ハレ | と思ったら、また真面目な顔? |
ポーン、保健医解答権を得る。 |
保健医 | じゃー次は僕が言うね |
グゥ | どうぞ |
保健医 | ちょっとちょっと、司会者さん |
保健医、グゥを手招きする。グゥやってくる。保健医、グゥに耳打ち。ハレ聞き耳をたてる。 |
保健医 | ぼそぼそぼそぼそぼそ(ピ〜:音声入る)。
って言おうと思うんだけど。それってOK? |
グゥ | あーそれは流石に放送コードに引っかかります |
ハレ | なんだよ?! なんて言おうとしてんだよ? |
保健医 | 子供には言えないね |
保健医・グゥ | ねー |
ハレ | なーんで二人ともいきなり親しげなんだよ?! |
保健医 | ま、いいや。・・幸せにしてあげるよ |
ウェダ | ありがとう先生。76点 |
グゥ | さーラストはハレです。どうぞ |
ハレ | あ・・母さん |
ウェダ | んー? |
ハレ | えと、えーと |
ウェダ | んー? |
ハレ | 今日はー・・ |
ウェダ | だからなーにー?! |
ハレ | お酒いっぱい飲んでも止めないよ! |
ウェダ | うわぁ〜(喜)120点! |
ウ〜ウ〜。サイレンが鳴り、パトライト点灯。 |
グゥ | おー物言いです。長老より買収ではないかという意見が出ました。
判定は審議となります |
グゥ、グプタ、長老の三者による審議。鳴り続けるサイレン。 |
ハレ | ひゃんでだよ〜?(何でだよ〜:殴られてほっぺが腫れてるのでこの発音) |
ハレ、不安そうに得点板を見上げる。
ウィグル60点、マリィ89点、保健医96点。そしてハレは0点・・。 |
グゥ | 審議が終わりました。判定は・・有効〜(白旗を振る) |
グゥ | ハレに稼ぎがあるわけではなく、買収にはあたらないと判断されました。
只今の結果、120点のハレがトップです |
ハレ | ホッ(ため息) |
ハレの得点板に120点が表示。ハレ、満足気。 |
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