「ギャラクシーエンジェル」ラジオドラマ集 こぼれ話シリーズその6-アニメ討論室-

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「ギャラクシーエンジェル」ラジオドラマ集 こぼれ話シリーズこぼれ話その6 「スーパーDJ」の巻

※ヴァニラの台詞は全てゆっくり淡々と話されています。

その1

ノーマッド 愛に見返りを求めるなかれ。ノーマッドです。
今回のエピソードは、わが愛しのヴァニラさんです。
それにしても、エンジェル隊の人間たちは、
いまだにヴァニラさんという人の素晴らしさに気づかないのだから。
その目は節穴以下と言わざるを・・
蘭花 ぬぁあ〜(ミサイルが命中・爆発する音)
ノーマッド うわ〜。燃える〜。
ミルフィーユ 「ギャラクシーエンジェル」ラジオドラマ。
エンジェルこぼれ話、その6。「スーパーDJ」の巻。
(基地内に足音)
ノーマッド あ、蘭花さん。基地内放送のスイッチを入れてくれませんか。
蘭花 へぇ〜。あんた、基地内放送なんて聞くんだ。
ノーマッド ちょうど良かった。
もう始まっちゃうんで、誰か呼び出そうかと思ってたところなんですよ。
(ラジオの音「エンジェル・クロニクル」流れる)
蘭花 でもさ〜。基地内放送局のプログラムって、あまりいいのなかったと思うけど〜。
ヴァニラ イェ〜イ。お待たせ。今晩もはじまったぜ。
バリバリでノリノリのレイディオ・エンターテインメント・プログラム・
ギャラクティック・ウインドウ・・(不明)・・とにかく、まずは一曲。
蘭花 え、ちょ・・ちょっとちょっと。これって、ひょっとしてヴァニラ?
ノーマッド 静かにして下さい。放送が聞こえないじゃないですか。
(ラジオの音止まる)
ノーマッド あ! なにをするんですか〜。
蘭花 ヴァニラなのかって聞いてるでしょう。
ノーマッド そうですよ。だから早くスイッチ入れて下さい。
蘭花 押して欲しかったら、詳しく話す。
ノーマッド (少し早口で)レギュラーのパーソナリティの人が食中毒で倒れちゃったそうなんです。
で、代わりにヴァニラさんが、番組のプロデューサーという方から是非にと指名されたんです。
ではスイッチを。
蘭花 ど〜こで、そんな人と知り合ったのよ〜?
あ、いやいやいや。それより、あんな淡々とした喋り方のどこがDJ向きなのよ。
明らかに台本そのまま読んでるだけじゃない。
ノーマッド (早口で)そんなこと言って、蘭花さんはヴァニラさんの声をちゃんと聞いたことがあるんですか?
蘭花 「ちゃんと」って?
ノーマッド ないでしょう?
蘭花 あ・・う〜ん・・
ノーマッド (早口で)じゃスイッチを。
蘭花 う〜ん・・(スイッチの音)
ヴァニラ ・・でした。すげえビートがきいてはらわたにズンズンくるよな〜。
今晩もこういういい曲を、バンバンかけていくんで、盛り上がっていこうぜ。
さ〜て最初のコーナーはこれだ。・・・(不明)
蘭花 へへ・・盛り上がんないって。
やっぱ台詞と口調が全然あってないんですけど。
ノーマッド な〜に言ってるんです。素晴らしいじゃないですか。
蘭花 あんた・・CPU焼けてんじゃないの?
(スイッチオフ)
つづく
( 更新:2002年8月7日 文責:ごま )