ノーマッド |
どうも。ノーマッドです。
ヴァニラさんが持っている私の身体のスペアは、いったい幾つあるんでしょうか。
それはさておき今回です。
今回はエンジェル隊のアダルトメンバー二人のエピソードです。
これがまた彼女らしいというか、間抜けといいますか・・ |
フォルテ |
うぉ〜りゃ〜! |
(マシンガンの音) |
ノーマッド |
あたたたた・・・・・・・ |
ミルフィーユ |
「ギャラクシーエンジェル」ラジオドラマ。エンジェルこぼれ話その2。
「二人っきりの二人」 |
(風の音) |
フォルテ |
はぁ〜・・ |
蘭花 |
あたしたち・・なんでこんな荒野にいるんですかね〜?
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フォルテ |
そりゃあ、まあ。色々あったからだよ。。 |
(風の音) |
蘭花 |
やっぱり赤ですよ。 |
フォルテ |
あ? |
蘭花 |
ルーレットですよ。 |
フォルテ |
ああ・・あれな。 |
蘭花 |
赤だったでしょ。 |
フォルテ |
赤だったな。 |
蘭花 |
あのときフォルテさんが信用さえしてくれたら。 |
フォルテ |
そりゃ無理だろ。 |
蘭花 |
なんでですか。黒黒黒ってきてて、
ディーラーも次は「赤だすぞ〜!」って感じの顔してたし。
あたしも赤の予感ビンビンしてたんですよ。
あたしの話を聞いて赤に置いてくれてもよかったじゃないですか。
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フォルテ |
ありえないな。 |
蘭花 |
なんで言い切れるんですか?! |
フォルテ |
だって今朝自分で言ってたじゃん。
「今日の運勢最悪〜」って。 |
蘭花 |
へ? ・・そうだっけ? |
フォルテ |
忘れんなよ。 |
(風の音。鳩時計の音) |
蘭花 |
でも、あの暴走運転してきたトラック。最悪でしたね。
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フォルテ |
ああ・・そうね。 |
蘭花 |
制限速度ははるかにオーバーしてたし、
荷台のくくり方も甘くて荷がポロポロこぼれたし。
だいたい、過積載だったんじゃないんですかね。 |
フォルテ |
山盛りだったもんな。 |
蘭花 |
その上、紋章機の逆噴射装置が作動しないんだもん。
逆噴射装置さえ作動してれば、フォルテさんも避けられたんですけどね。 |
フォルテ |
いや、それはありえない。 |
蘭花 |
なんで言い切れるんです?
可能性はあったと思いますけど。 |
フォルテ |
あの時。わたし・・居眠りしてたんだ。 |
蘭花 |
え? はぁ・・そうですか・・ |
フォルテ |
ごめん。 |
蘭花 |
いえ・・ |
つづく |