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讃岐うどん巡り体験コラム:004

讃岐うどん巡り体験コラム:004

食べ歩きと体重

出演したテレビ番組はタレントさんがうどん店を8軒(元々の予定は10軒)食べ歩くというものでした。
その番組収録のボツネタに体重計で計るというのがありました。
どうしてボツになったのかはともかく、うどんの食べ歩きをすると一時的な体重増減があるのは確かです。
実は三日前?一昨日、うどん巡りをしてきたばかりなのですが、三日前の夜に計った私の体重は67キロ。
うどん巡り翌日にあたる昨日の夜は64キロでした。
それ相応の量を食べることになるので当たり前と言えば当たり前なんですけど、
目の当たりにするとビックリすること請け合いです。

カーナビ必須のうどん巡り

山奥の秘境にぽつんとあったり、山の上に登っていったり、細い路地を入っていったり…
「こんなところにうどん屋が」という意外な立地の面白さが讃岐うどんブームに一役買いました。

ガイドブックもなくカーナビも普及してなかった一昔前のうどん巡りは、まず店にたどり着くところから始めないといけないので大変でした。
最近は詳しい地図も容易に手に入りますしカーナビも普及して性能も上がったので、
余計な苦労をせずに楽しくうどん巡りすることができます。
(一昔前を知る人のなかには「いや、苦労してこその讃岐うどん巡りだ」という人もいますけど)

そんななかでの先日のうどん巡りにて。
友人グループで出かけたのですが、出番となった私の車はカーナビなし。
地図を便りにとある店まで近づいてみると、店の名前と矢印を示した看板を発見。
ホッとしつつ矢印に従って路地に入っていくのですが、店の姿が見あたらない。

「実はさっきの看板の所が店なんじゃない?」ということで引き返してみても、店の姿はなし。
「路地が一本違うのかな?」と違う路地から回り込んでみると、お店を発見。
そこはさっき引き返した場所のほんの10メートル進んだところにありました。
通りから奥まった所にあった店は、手前の建物に隠れていて見落としていたのでした。

交通事故率の高い県

讃岐うどん巡りに必須なのが車。
レンタカーも便利ですし、高速道路上限1000円の措置も施行されました(本四架橋は1000円別料金)。
ただし気をつけたいのがその運転。

というのも香川は事故率の高い県なのです。
平成10?19年の10年間で統計を見てみると県民10万人あたりの交通事故死者数は常に全国平均以上。
しかもワースト一桁順位が8回、うちワースト1位が4回というデータが出ています。
実際わたしもうどん巡りに行くたびに交通事故を目撃してますし、つい先日のうどん巡りでは脇道からいきなり飛び出してきた車とぶつかりそうになりました。
くれぐれもご注意を。

そんな香川県の交通事情を象徴するものがひとつ。
交差点の手前にある緑のペインティング。
香川特産のオリーブをかたどっているのですが、「右左折車はここでウィンカー点滅」という意味です。

スマートに支払う

セルフのお店で言えることなんですが、店内ではスマートな動きを心がけたいものです。
というのも低価格で商売するセルフ店は客の回転がなにより大事。
後ろに客がいる状態でもたもたしていると、後ろの客にも店にも迷惑がかかります。
空いていれば構いませんが、お昼の書き入れ時などは要注意。
なかでも注意したいのは勘定。
普通の飲食店だと別払いよりまとめ払いが良しとされますが、讃岐うどんの場合かならずしもそうとは限りません。
注文の品が出るタイミングが違うと、まとめ払いは却って混乱を招くからです。
臨機応変に対応して勘定もスマートに。
あらかじめ小銭を用意しておくのもいいですね。

私の場合、うどん巡りの一週間前は対策として買い物はおつりをもらうようにして小銭をどんどん貯めていきます。
うどん巡り当日には財布の小銭入れがパンパンに膨れ上がっています。
ちょっと不格好。
でもうどん巡りが終わると財布の中身はスッキリします。

苦しくても一人前

日本食のうどんとはいえ、県外の人にしてみれば讃岐うどんは異文化。
マナーにも気を配りたいものです。
当サイトでは開設当初から四項目のマナーを挙げてます。

  1. 取った薬味やだしを食べ残さない
  2. セルフ店では食器は必ず返却
  3. 駐車や行列の仕方で迷惑をかけない

そして一番の問題としてしばしば語られるのが
4.   2人以上で1人前注文
幼い子供に分け与えるといった特定の場合を除けば、飲食店で一人一人前分の注文(飲食)をするのは常識です。
特に讃岐うどんの製麺所やセルフ店では、短い時間に客を回転させることを前提にしています。
客の側もそれに呼応することで地域文化として安価なうどんを実現しているのです。
したがってこのような注文は店側にとって甚だ迷惑であり、地域文化を壊す行為でもあります。
うどん巡りの礼儀・マナーとして1人1人前注文を励行しましょう。
最近は「2人以上での1人前注文お断り」という旨の掲示をしてある店がちらほら見受けられるようになりました。
とても残念なことです。

ちなみに自分達のうどん巡りでは、苦しそうな人の分の一部を代わり食べてあげるなどして食べる量の個人差に対応してます。

冷凍うどん

某社の冷凍うどんも讃岐うどんの知名度アップに大きく貢献しました(最近不祥事もありましたが)。
香川に行ったことはなくても冷凍讃岐うどんは食べたことあるという方は多いのではないでしょうか(もちろん私も)。
香川県内でも各家庭の冷凍庫に必ず常備されてると言われるほど地元民にもなじみのある品なのです。

そんな冷凍うどんなのですが変わった使い方が…。
そう。実は出るんです、うどん店でも。
そのパターンは二通り。

ひとつは昼下がりなど客の極端に少ない時間帯。
ちょうど茹であげた麺もなくなったその時に客がポツンとやってきた。
新しく麺を茹でるのも面倒。そこで冷凍の出番というわけ。
要は手抜きなんですけど、地元の感覚からすれば冷凍だからどうということはないんです。
そこらへんも大らか。
もっとも一部の店でまれに見かけるという程度です。
大衆食堂などのうどん専門でない店でも出現します。

そしてもうひとつ。
客の足元を見て商売してるような店(もっと具体的に書けるんですけど、これが限界)。
こっちは完全に確信犯的です。
こちらは事前の情報収集で回避可能なので気をつけましょう。

楽しみ方(まとめ)

讃岐うどん巡りに臨むにあたっては、行き当たりばったりではなく是非とも十分な下調べをなさって欲しいです。
「旅は計画が一番楽しい」と言われるように、讃岐うどんも訪問店を選ぶところからそれぞれの店のうどんのイメージを膨らませることでより楽しくなります。
苦心した甲斐あっていいうどんにありつけたらこれ以上ない喜びですし、失敗しても思い出になることでしょう。

ネットの情報も大いに役立ててください(ウチのサイトも)。
掲示板やコミュニティで質問してみるのもいいでしょう。
ただし

  • 本人の要望を無視して贔屓の店をごり押しする
  • 「あの店のは讃岐うどんではない」「本当の讃岐うどんとは」などと本質論を語りたがる

こんな人には要注意です。

香川は讃岐うどんのテーマパーク。個々のお店はパビリオン。
そんな気持ちでうどん巡りを楽しんでください。