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ギャラクシーエンジェルの世界観−設定用語集−

ロストテクノロジーと白い月

ロストテクノロジー

科学が限界まで発達した時代（先文明「エデン」）の遺物。
「時空震（クロノクウェイク）」によって失われた古代技術の総称。
節電のため白くなっていて触れるともとの色に戻る。

白い月

ロストテクノロジーの塊。
月の聖母が住んでいる。
民衆から崇められる存在。

月の聖母

ロストテクノロジーを司る存在で研究機関をもち、
日々ロストテクノロジーの内容研究を行っている。
管理できるようになったロストテクノロジーを「天恵（ギフト）」として　
トランスバール皇家や民間に発表し皇国の向上発展に協力している。
世襲制で代々女性が務める。
トランスバール歴412年は「シャトヤーン」が務める。

シャトヤーン

民衆の精神的な支えになっている。
実験は特になにももたず政治的発言もない。
武力行使できる軍隊ももっていない。

トランスバール皇国

時空震（クロノクウェイク）

惑星によってはプレートの動きで地震が発生する箇所がある。 時空震はこれの宇宙版。
当時の資料によると、宇宙船はもちろんステーションや人工惑星に至るまで、科学文明の類はほとんど破壊されてしまった。
しかし、どういうわけか惑星上の人類は無事だった。
この「時空震」によって超高速先行技術や超高速通信などタイムラグのないネットワークは全て一度失われている。

トランスバール皇国

時空震によって壊れた、失われた人類文明の復興を目的としている。
ずたずたに寸断された人類の絆を再び取り戻すために、
皇国は「大航海時代」を迎え128の星系を支配している。
首都は惑星トランスバール。

皇国の星系支配の種類

リゾート惑星、カジノ惑星、ウェスタン風惑星、遺跡惑星、クックドゥードゥルプラネットなど

皇国の惑星支配

武力が絡まない限りは惑星の政治に介入しない。
能力のある人間は出身地に関わらず望む教育を受け、望む職業に就くことができる。

皇国の皇王

圧倒的軍事力と政治力で全領土を支配。
代々の皇王は代々の「月の聖母」から技術寄与を受けて、
領土を拡大し続ける（トランスバール歴412年現在、拡大は止まっている）。
400年前「月の聖母」から「天恵（ギフト）」を受け取った由緒正しい家系。
トランスバール歴412年現在の皇王はジェラルド・トランスバール。

皇国の科学技術

400年前に「時空震（クロノクウェイク）」で一度滅びかけているため、
科学技術がかなり失われている。
生き残った技術に新たに発見された技術が加わって、
今のちぐはぐな科学技術の不思議な世界になっている。

皇国の軍隊

トランスバール皇国軍
├中央軍
├辺境軍
└近衛軍─「月の巫女」─エンジェル隊

「月の巫女」

ロストテクノロジーの発見・探求・管理・活用を目指す特殊部隊。
研究者や開発要員、保安要員がいる。
トランスバール歴412年現在、探求は活発ではない。

エンジェル隊

ロストテクノロジーの発見・調査・保安などが仕事。
実際はニセモノが多く、雑用ばかり。
「白い月」直属で「月の聖母シャトヤーン」に仕えている。

エンジェル基地ステーション

首都星トランスバール上にある。エンジェル隊がいるところ。
居住スペースと、居住を兼ねた研究都市のふたつで構成。
重力コントロールが行き届いているので地上とかわらない生活。
紋章機の格納庫もある。

エンジェル隊

制服：支給アイテム

それぞれバリエーションが違っている。軍隊とはいえ個性が尊重されている。

赤いブローチ：支給アイテム

胸につけている赤いブローチは「クロノクリスタル」と呼ばれている通信装置。
隊員同士、エンジェル基地からの連絡・交信に使われている。

紋章機（エンジェルフレーム）

ロストテクノロジーを大量に含んだ機体。
操縦者用に能力・色・デザインなど、それぞれカスタムメイドされる。
リアクターは超時空弦推進機関（クロノ・ストリング・エンジン）といって、
相転移の力で理論上無限の力が引き出せる。
紋章機独特のコントロールシステム「有機脳人工連接装置
（ヒューマンブレイン・アンド・アーティフィカルブレイン・リンキング・オーガナイゼーション）」
通称「Ｈ・Ａ・Ｌ・Ｏ（ヘイロウ）」が搭載されており、 これによってパイロットの意のままに操作することができる。
これの特徴は、パイロットの頭上に天使の輪みたいなものがでること。

Ｈ・Ａ・Ｌ・Ｏ

人間の脳を高度に収斂した量子コンピュータに見立てて情報を処理し、
紋章機を操縦者の意のままにコントロールする究極のインターフェイス。
操縦者の能力に左右されやすく、適性がないと動かすことができない。
例えばミルフィーユが乗っている紋章機「ラッキースター」はミルフィーユにしか操縦できない。