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2008/05/09
松浦桃「セカイと私とロリータファッション」
「わたしたちに素敵なお洋服を!」
ロリータファッションとそれを愛好する人達を解説した良著、
松浦桃「セカイと私とロリータファッション」。
ロリータファッションのなりたちと歴史、発生した状況と思想の分析。
なぜロリータを選ぶのか、ロリータの楽しみ方、愛好者のインタビューなどなど総合的にロリータを論じている。
そして、子供を受け入れない社会、男性優位の抑圧的な社会へ鋭く批判する。
2008/04/25
二兎社「歌わせたい男たち」をみた
面白かった!
君が代を全員起立で斉唱させようと奮闘する校長たちと不起立の社会科教師。
なぜ校長たちは全員起立させようとするのか、拝島は不起立なのか、それぞれの事情があきらかになっていく構成。
あらすじはこちら。wonderlandさんのレビューもわかりやすいです。
一番の見どころは、校長の演説シーン。
「君が代」の斉唱は自由でいいという10年前に書いた記事をビラでまかれた校長は、屋上で演説する。
起立を強制されても内心の自由は侵されない、
全員起立しないと屋上から飛び降りるという(起立しないと死ぬと脅しているのだ!)。
そして、東京都知事が「君が代」の斉唱を全国に広めようと、東京から教育改革をしていこうと言っている、
拳を突き上げ「改革を成功させよう!」と必死に訴える校長に盛り上がる。
抑圧する側が改革をうったえる。何をするかを曖昧にして反権力を装う。
小泉元首相みたいだ。
校長たちが必死になればなるほど、滑稽になっていく。
「君が代」の斉唱の問題を客観的に捉えた演出が面白い。
2008/04/24
「三田文学」表紙に「怪文書」をのせない理由を考える
「笙野頼子ばかりどっとよむ」反ネオリベ笙野頼子に「三田文学」の表紙がふたつ並んでいる。
ぼーっとみてて気づいた。
「三田文学」2008年冬季号 文学閉塞の現状――笙野頼子氏に尋ねる 田中和生
「三田文学」2008年春季号 田中和生「笙野頼子氏に尋ねる」に答える 笙野頼子
表紙だけ見たら田中和生が論争しているように見える。
笙野頼子が田中和生を批判しているってわからない。
これが「徹底検証!前号田中怪文書の謎」だったら、田中和生が誹謗中傷したって丸わかり。こりゃ載せられない、載せられない。
そこで「三田文学」の編集部はうまいこと考えた。
読者に分かりやすくなると編集部の考えたサブタイトルをつけさせて、サブタイだけを表紙に載せる作戦。
サブタイの提案にそんな作戦があるなんてさすがの笙野頼子もわかるまい。
抗議されても、ネットや編集後記の隅にでも訂正文いれればいい。そんなの誰もみてない。
著作権侵害・言論統制とかいわれても、アマチュア編集者が独断で暴走しちゃったゴメンネゴメンネっていえば済む。やったもん勝ちだ。
これで「三田文学」の名誉は守られるってわけ。
おっと間違えた、サブタイは「に答える」じゃなくて「を読んで」だった。
2008/04/23
今やドキュメンタリー映画の危機である
4月23日は「サン・ジョルディの日」。
ウィキペディアによると、日本では子ども読書の日で、スペインでは本の日らしい。
そしてユネスコは世界図書・著作権デーにしている。
映画『靖国 YASUKUNI』問題で、ドキュメンタリー作家の森達也さんが「マガジン9条」で緊急インタビューに応えている。 http://www.magazine9.jp/emergency/080423/080423.php
私も稲田朋美衆議院議員と有村治子参議院議員が行った行動は『靖国 YASUKUNI』を上映させないためだと思った。
創作の自由に対してまったく配慮していない行動。
国会議員にもかかわらず、こんなことしていいのかと驚いた。
森達也監督は、「表現の自由の侵害とか弾圧だとか言っているけど、そんなレベルの話じゃない。」と警告を発している。
ドキュメンタリー作品がつくれなくなってしまうと。
確かに録画した人全員の許可をとっていたらドキュメンタリーはつくれない。
勝手に録画されるのは嫌なんだけど、ドキュメンタリーがみれないのはもっと嫌だ。
そのためにドキュメンタリーを作る自由、創作の自由を守りたい。
「くるねこ其の弐」6月20日発売予定だとか。
http://blog.goo.ne.jp/kuru0214/e/1e9a9c3884009692d327ebfa03262820
「くるねこ」を母の日にもらったPanzaさんのブログがコメント書込めなくなっているのが気になる。
なにかあったんだろうか?それとも私が拒否られてるだけ?