カテゴリー : 笙野頼子ニュース
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2008/04/24
「三田文学」表紙に「怪文書」をのせない理由を考える
「笙野頼子ばかりどっとよむ」反ネオリベ笙野頼子に「三田文学」の表紙がふたつ並んでいる。
ぼーっとみてて気づいた。
「三田文学」2008年冬季号 文学閉塞の現状――笙野頼子氏に尋ねる 田中和生
「三田文学」2008年春季号 田中和生「笙野頼子氏に尋ねる」に答える 笙野頼子
表紙だけ見たら田中和生が論争しているように見える。
笙野頼子が田中和生を批判しているってわからない。
これが「徹底検証!前号田中怪文書の謎」だったら、田中和生が誹謗中傷したって丸わかり。こりゃ載せられない、載せられない。
そこで「三田文学」の編集部はうまいこと考えた。
読者に分かりやすくなると編集部の考えたサブタイトルをつけさせて、サブタイだけを表紙に載せる作戦。
サブタイの提案にそんな作戦があるなんてさすがの笙野頼子もわかるまい。
抗議されても、ネットや編集後記の隅にでも訂正文いれればいい。そんなの誰もみてない。
著作権侵害・言論統制とかいわれても、アマチュア編集者が独断で暴走しちゃったゴメンネゴメンネっていえば済む。やったもん勝ちだ。
これで「三田文学」の名誉は守られるってわけ。
おっと間違えた、サブタイは「に答える」じゃなくて「を読んで」だった。
2008/04/22
「怪文書」がタブーな「三田文学」(表紙)の言説空間
三田文学公式サイトに「笙野頼子氏のタイトル表記について」という文書がアップされている。
笙野頼子の「徹底検証!前号田中怪文書の謎」が掲載された「三田文学」2008年春季号が発売されたばかりだが、
なんと、笙野頼子に無許可でタイトルを削って表紙(広告・公式サイトトップページ)に掲載したのだという。
編集部の回答をまとめてみる。
2008/04/19
田中和生「フェミニズムを越えて」の笙野頼子批判部分
「フェミニズムを越えて」田中和生「群像」2007年10月号
p99
《女子学生の制服はこの国のおんたこがもっとも好むもので、もし八十の婆が着ていたとしても、もしその婆が万引きで捕まったとしても、制服さえ着ていれば許されるのだった。但し、そのスカートが短ければの話だった。スカートの短い制服はフォーマルの衣装に今ではなっていた。着ていないと処罰される場合があるのだった。そしてテニス等をする時も、スコート着用の義務があった。女子体育は当然、半ケツ的不自然的荒唐無稽的、糞ブルマであった・ばっかやろう。
国全体がいわば巨大化し巨悪化したハレンチ学園のようなものに変わっているのである。そしてこのままだと永遠に続いてしまうのである》(笙野頼子『だいにっほん、おんたこめいわく史』)
二〇〇六年に刊行されたこの長頁は、SFの枠組みを借りて現在の日本のある部分を誇張した「だいにっほん」という近未来の架空の国を設定して、女性である作者がその国における「おんたこ」と呼ばれろ人々がどんな「めいわく」なことをしているかということを破天荒な語り口で描いたものである。ここで「女子」や「婆」のような女性がその「めいわく」の被害者なので、「おんたこ」には男性を意味する「おとこ」の含意があり、またそのロリコン 的な心性が「めいわく」の内容としてあげられているから、そこに「おたく」のイメージが重ねられていることがわか る。
女性が被害者→加害者は男→「おんたこ」は「おとこ」の含意という展開は飛躍しすぎ。
加害者は男という決めつけはどこからきているのだ。根拠がない。
ミルキィ・イソベ氏の装幀本が05月21日発売をmixi で知りました。
)
「ブックデザイン ミルキィ流」( セブン&ワイ
B5変型判の大きめサイズで288ページ 3,990円!フルカラー???
サンプル画像では「だいにっほん、おんたこめいわく史」の装幀を紹介している。
装幀のイメージや作品へのアプローチなどが解説されているのだ。
知りたい!ミルキィ・イソベ氏がどんな風に読んでデザインしたのか知りたい!
他の笙野作品も紹介しているとうれしいなー。
笙野作品以外の装幀を見られるのも楽しみ。
これを機会にさがしてみたい。
ミルキィ・イソベ氏所属する「ステュディオ・パラボリカ」のサイトでこんなコメントが。
装幀家・菊池信義氏も毎日新聞で警鐘をならしていたし、佐藤亜紀氏も「恐ろしい話を聞いて」おられる。
そんなにやばいのですか、出版業界は。