2007/06/09
母の発達と「お母さん」
ポスト @ 19:43:13 | 読んだ本,笙野頼子
談合社会の崩壊の中で「お母さん」たちが担っているもの(アンカテ(Uncategorizable Blog))
現代の「お母さん」に子育ての責任が背負わされるのはなぜかという分析。
以前から、「お母さん」になるのはしんどそうでいやだな〜と漠然と思っていた。
その理由を文章で指摘されたようで、スッキリした気分。
「お母さん」が家族の一員として対等になるには、精神的に「お母さん」の呪縛から自由になる必要があるとおもう。
それで笙野頼子の「母の発達」を思いだした。
主人公が「母をセンメツし、カイタイししかも発展的解消をさせ、母なる母から新世界の母を創造する。」と高らかに宣言し暴走する話。
むちゃくちゃでおもしろい母親像が続出し、「お母さん」をまじめに考えるのがバカらしくなって、「もうなんでもいいや」と自由になれる。「お母さん」の固定観念を破壊してくれる名作だ。
個人的に「ら」の母が好き。フェルマーの定理を考え続けるえべっさんのお母さんも好きだ。
それに斉藤美奈子の解説も面白い。
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