ごまの「アニメ批評日記」

『超ロボット生命体トランスフォーマー　マイクロン伝説』

テレビ愛知で2003年１月10日（金）夕方６時より放送のテレビアニメです。

01.28 第２話「擬態（へんしん）」

サイバトロンとデストロンの３対３の戦いが勃発するなか、ラッドたちによる接触でマイクロンが発動する、という話。
マイクロンという新機軸をはじめ、まだまだ基本設定を丁寧に描いているといったところ。
旧作のノリを期待する者にとっては展開が遅く感じられてもどかしいです。
変形の際の独特の音、音声処理、アイキャッチなど前作の踏襲が少ないのも寂しいです。

01.14 第１話「遭遇（であい）」

荒野の研究都市で暮らす主人公ラッドが謎のロボット生命体に出会う、という話。
'85〜'89までの長期にわたり放映されたシリーズのリメイク作品。
基本的にはロボット生命体における善悪の二大陣営同士の激突が描かれるのですが、
人間もどちらかというと脇役的に登場します。
本作のラッド達の位置づけはまだ分かりませんが、コンボイとの出会いまでを描く今回の本編では、
導入が長く感じられました。初めて見る人のためには仕方のないことですが。
前のシリーズにあった妙なユーモア感のある雰囲気を出して楽しい作品にして欲しい
というのが個人的な希望です。